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シンガポール

シンガポールの国名、歴史、地理、政治、国際関係、経済、産業、交通機関、国民性、文化などを簡単に説明しています。

   

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シンガポールの交通機関

○自家用車
シンガポールにおいて市内の交通渋滞は深刻な社会問題であり、政府もその対策には腐心しており、自家用車の保有、および利用には厳しい制限がなされている。
・車両割り当て制及び諸税
国内の道路整備状況により自動車の新規登録可能件数が定められ、車両購入権(COE:Certificate of Entitlement)の価格は入札により決定される。新車を購入する際にはインターネットを通じて行われる入札に応じる必要がある。価格は車種によって変わり、時期による変動もある。たとえば、中型車については、ここ数年、S$10,000-15,000程度で推移していたが、2008年末から2009年初めの世界同時不況の余波をうけた時期にはS$5,000前後まで暴落、しかし、2009年夏には景気回復を受けS$19,000前後まで急上昇と乱高下している。購入に際し、輸入関税・消費税・登録料・追加登録料・道路税が課せられ、上のCOEも合わせると車両価格の4-5倍程度を支払うこととなる。
・渋滞抑制政策
一定地域への車両の流入を抑制するため、特定地域への立ち入りに際してはクーポン購入を義務付けるロードプライシングを早くから導入。1998年3月から世界で初めてプリペイドカードを利用した電子式道路料金徴収システムであるERP(日本の有料道路のETCを一般道に適用したものを想像すると理解しやすい)を導入している。
・その他
道路が左側通行で、アジア圏ということもあり、日本車が多数を占める。なかには日本から非正規輸入(並行輸入)されたため、日本の低排出ガス車認定制度シール、車庫証明シール、自動車ディーラーのシールが張られた車も走っている。ジョホール海峡を挟んだ隣国マレーシアのジョホール州とは2つの道路(ジョホール・シンガポール・コーズウェイ、マレーシア・シンガポール・セカンドリンク)で結ばれている。ガソリン価格がシンガポールに比べて圧倒的に安い、隣国マレーシアへ給油のために国境を越える者があとを絶たなかったため、国境を越える際、ガソリンメーターが4分の3以上ない場合は罰金を科す「3クォーター・タンク法」が存在する(マレーシアナンバーの車は対象外)。
○バス
公共交通機関のバスはSBSトランジットとSMRTバスの2社が事業展開をしており、路線は市内のほとんどを網羅している。運賃は一般路線で乗車距離により1S$-1S$90S¢となっている(EZ-linkを使用した場合、69¢-1S$65¢に割引)が、通勤時間帯に運行される着席保証の「プレミアムサービス」や「バス・プラス・サービス」、SMRTバスが運営するセントーサ島行きの「RWSサービス」、一部停留所を停車しない急行サービスや「NR」というサービスナンバーがつくいわゆる深夜バスでは均一価格制や割増料金などが設定されており、多彩な運賃構造を持つ。乗り継ぎ割引についても、地下鉄連絡やバス同士の乗り継ぎにおいて例外となるパターンがごく一部しかなく、3乗車目、4乗車目と連続した場合であっても、個別に条件を満たせば割引が適用されるなど柔軟な運用がなされている。
○タクシー
シンガポールのタクシーは、初乗り(1.0km)料金がS$2.50、その後は175-210mごとにS$0.10が加算されていく仕組みになっており、日本と比較すると料金は安い。車種は日産・セドリック(Y31型セダン)やトヨタ・クラウンコンフォートが多いが、同車種をよく使う日本や香港と違い、自動ドアではない。
グレードの高い車種になると初乗り料金が少し高く、ヒュンダイ・ソナタはS$3.00、メルセデス・ベンツE200などはS$3.20となっている。
メーター料金以外にも、条件に応じて様々な料金が加算される。
・ピークアワー:S$2.0
・祝祭日:S$1.0
・深夜および早朝:メーター料金の10~50%増し(時間帯で変動)
・チャンギ国際空港からシティへ向かう際の特別加算:S$3.0~5.0S$(時間帯で変動)
・市内中心部特別通行料:S$0.50~S$4.50(概算、時間帯により変動)
・電話予約:S$2.50(平常時)、S$3.50(ピークアワー)
○鉄道
・マレー鉄道
シンガポール国内で旅客扱い駅は、ウッドランズ・トレイン・チェックポイントしかなく、隣駅はジョホール海峡を土手道(ジョホール・シンガポール・コーズウェイ)で越えたマレーシアのJBセントラル駅である。かつては、これより先に、列車のすれ違いが可能なブキッ・ティマ駅(信号場扱い)と、終着駅のタンジョン・パガー駅があったが、2011年6月30日をもって、シンガポール領内の大半の路線が廃止された。
・MRT(地下鉄・高架鉄道)
3路線(厳密には4路線: EW line Joo Koon-Pasir Ris間、支線 Changi airport-Tanah Merah間、NSLine Jurong East-Marina Bay間、NE Line Harbour Front-Punggol間)ある。乗車券は非接触型ICカードとなっており、下車駅の自動改札で回収されない。このため、乗車券購入の際に表示された運賃にはS$1のデポジット料金が含まれており、下車後に自動券売機に乗車券を挿入するとデポジット料金が払い戻される仕組みになっている。
・LRT(Light Rapid Transitの略、新交通システム)
○船舶
・ハーバー・フロント 国際旅客ターミナル (IPT)
  マレーシアのペナン島やクアラ・ルンプールへのクルーズ船が就航している。
・ハーバー・フロント リージョナル・フェリー・ターミナル (RFT)
  インドネシアのバタム島などとの間に、高速船が就航している。
・タナ・メラ・フェリー・ターミナル (TMFT)
  インドネシアのリゾート地であるビンタン島・バタム島との間に、高速船が就航している。
・チャンギ・フェリー・ターミナル
  マレーシアのジョホール州タンジュン・ブルンコールとの間に、カー・フェリーが就航している。
・チャンギ・ポイント・フェリー・ターミナル
  ウビン島との間に、小型船(Bumboat)が就航している。マレーシアのジョホール州タンジュン・プングリとの間に、小型船 (Bumboat) が就航している。
○航空
・シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi International Airport)
・シンガポール島東部にあり日本からの直行便も就航するこの空港は、東南アジア有数のハブ空港として多くの航空便が乗り入れており、国営航空会社のシンガポール航空やジェットスター・アジア航空の本拠地でもある。
  ヨーロッパ各地とオーストラリアを結ぶ「カンガルー・ルート」の経由地の1つでもある。

参照:Wikipedia「シンガポール
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